収入の悩みは資格と手当で改善
水曜日, 7月 19th, 2023介護職が抱える悩みとして収入面でのストレスがあります。
介護職の収入は特別低い水準というわけではありませんが、資格の有無などによって収入が変わってきます。
また、自分の性別や勤務する施設の形態などによっても収入が変わってきますので、事前に知っておくと良いでしょう。
厚生労働省の令和3年賃金構造基本統計調査の結果によると、介護職の平均月収が25万円という結果になっています。
手取り額としては約18万円から20万円程度となっており、男女でも月収の違いが出ており、男性のほうが高い収入になっています。
男女での月収の違いに関しては、男性のほうが正社員として勤務する傾向があり、住宅手当や家族手当などが支給されているからでしょう。
そのため、女性でも正社員として働き、手当をもらえば収入アップが狙えます。
平均ボーナスとしては約52万程度となっており、約353万円程度の年収が平均となっています。
また、施設形態によっても収入は変わってきます。
令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果によると介護老人福祉施設と介護老人保険施設では、収入が高い結果となっています。
これは施設での勤務では夜勤があることから手当がつき収入が高くなっています。
資格の有無によっても収入に変化があります。無資格の人と介護職員初任者研修の資格を持っている人では約3万円程度の差が出ています。
この介護職員初任者研修は短期間で取得でき受講資格の条件がないため、取得しやすい資格となっています。
収入を上げたいと考えている人は取得してみると良いでしょう。